2014年よりWWEにて世界のプロレスリングで多くのファンの注目を集める世界を代表するプロレスラー、ボビー・ラシュリー。
かつてIGFのリングで日本のリングに登場しており日本に親しみのあるザ・プレデターを下すなど活躍しておりましたね!2011年にはIGFのチャンピオンシップトーナメントにも参戦しています。
その筋骨隆々な体格を生かしたボディビルダーのようなラシュリーは現在日本のリングで活躍したフィン・ベイラー(プリンス・デビッド)を破りWWEインターナショナル王座を戴冠。42歳ながらトップ戦線で活躍を続けています。
また、プロレス以外にも総合格闘技に参戦しており戦績は15勝2敗と総合格闘家としてもめちゃくちゃ優秀。キーロックやリアネイキッドチョークを駆使して勝利しており日本でも大人気だったボブ・サップをパウンドでギブアップさせるなど強さを見せていますね!!
現在の主なフィニッシュホールドはスピアー。スピアーは多くの選手が使う技なのですがラシュリーのスピアーは当たる際に自分から回転を加えて相手にその回転による威力を押し付けるような独特のフォームであり見た目以上にダメージがあります!
他にもブレーンバスターの要領で相手を持ち上げて片手を離して放つ超人的なパワーを生かしたスープレックスや思い切り相手をマットにたたきつけるランニング・パワースラム、カナディアン・バックブリーカーの体制から相手を前方にたたきつけるドミネーター、さらに首を固定して落とすドミネーターⅡなどそのパワーを生かした技が多いです!!
他にも総合格闘技の試合でも用いるリアネイキッドチョークやキーロック、V1アームロックと袈裟固めの複合技であるアナコンダ・バイスなどの関節技、ローリングソバットなどの打撃技を用いており技のバリエーションも多いですね!!
WWEに復帰した今でもそのものすごい迫力のある打撃技と見るものを魅了する高い身体能力で多くの注目を集めているラシュリー。日本で活動した期間は短かったですが今でも最高のレスラーの1人として世界で認知され、日本のファンの間でも人気を保っています。
活躍の舞台をWWEに移してからも根強い日本のファンの方々は試合を見たいはず…そう考えて彼の簡単な経歴をまとめました!!
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ボビー・ラシュリーの戦歴
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ボビー・ラシュリーの経歴
ボビー・ラシュリーは1976年生まれの42歳。彼のニックネームは真の男を意味する”Real deal"。身長は191センチで体重は111キロとかなり大柄な部類の選手でもあります。
ラシュリーはアメリカ合衆国のカンザス州のジャンクションシティの出身。身体能力はかなり高かった模様で大学はミズーリ州のヴァレー大学に進学。レスリング部の選手として1997年と1998年のナショナルチャンピオンになっています。
そしてラシュリーは大学卒業後アメリカ陸軍に入隊。アメリカ合衆国のために尽くした後2005年に28歳にしてプロレスデビューします!!
1度目のWWE時代
2005年にWWEの番組であるSmackDownに出演したラシュリーはその後WWEと正式に契約。デビューからかなり優遇されており相手を投げ捨てまくる格闘スタイルとしてベリー・トゥ・ベリーやスープレックスで売り出し人気を博します。
デビューしたばかりの新人としては異例の速さでイリミネーション・タッグマッチに出場。2006年には自身の試合に乱入してきたフィンレーと抗争を開始します。その後JBLからUS王座を奪い、キング・ブッカーやフィンレーと抗争を激化させます。
そして2006年には武者修行のようにECWに移籍してECW世界王座を獲得。実績を重ねます。さらに2007年にはミスター・ケネディとハードコア・ホーリーと三つ巴の防衛戦を行い勝利。さらにウマガにトペコンヒーロを仕掛けて金網を破壊する技をやってのけています。
さらにレッスルマニア23ではドナルド・トランプとビンス・マクマホンとの代理戦争でウマガと対戦して勝利。ビンスをスキンヘッドにします。そしてマクマホンファミリーに奪われたECW王座を奪回しますがこの年ドラフトでRAWへ移籍。2008年にけがから復帰することなくWWEから解雇通知を受けます。
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TNA,IGF時代
2008年にTNAに移籍したラシュリーはTriplemanía 16に出場。鈴木健想、エレクトロ・ショックとタッグを組んで、チェスマン & シルバー・キング & ラ・パルカ・ジュニア組から勝利を飾っています。
2009年にはカート・アングル率いるメイン・イベント・マフィアと抗争開始。ミック・フォーリーと結託して抗争を繰り広げます。主にPPVイベントで出場していたラシュリーはスコット・スタイナーとのラストマン・スタンディング・マッチを行うなど人気を博しましたが2010年にロースター枠から外されてTNAを去ります。
IGFではTNAに移籍してからも参戦しており2008年に初来日。アントニオ猪木主催のGENOME6にて初出場。ザ・プレデターと対戦し、スピアーからの片エビ固めで勝利。 これ以降は断続的に大きなイベントに参戦してきてチャンピオンシップトーナメントに参戦してきますがジョシュ・バーネットに敗れております。
そして2014年にTNAに観戦に来ていたラシュリーはマイクパフォーマンスにてTNA復帰を明言。このことでイーサン・カーター・三世に因縁をつけられて復帰戦で対戦しますがカーターの反則負けで復帰戦を飾ります。
そして5月にはMVPとケニー・キングに唆されてキャリア初のヒールターン。ユニットを結成してTNA世界王座をめぐる争いに参戦してキングとMVPのアシストを受けて勝ち進みます。そしてエリック・ヤングに挑戦して勝利。世界王座を獲得しました。
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2度目のWWE時代
2018年4月にラシュリーはWWEに復帰。歌唱中だったイライアスを妨害してネックブリーカーからブレーンバスターを決めてイライアスとの構想を開始します。そして5月に5on5で復帰戦を行い自軍が勝利して戻ってきましたな。
2019年1月にはRAWでWWEインターコンチネンタル王座戦に臨むとマネージャーのリオ・ラッシュのアシストを受けてディーン・アンブローズに勝利して王座を戴冠。さらに3月に同王座を保持していたフィン・ベイラーに挑戦してカウンターのスピアーを決めて勝利!!2度目の王座を戴冠しました。
総合格闘家として
ラシュリーは2008年12月に総合格闘技デビュー。2009年にはかつて日本のK-1でCMに出演するなど大人気となった野獣と言われるボブ・サップと対戦。初回にパウンドを落とすとサップがギブアップして勝利を収めています。
しかし2010年にストライクフォースに参戦しましたがチャド・グリッグスの前に2ラウンド終了後受けたダメージでコーナーに戻れずKO負け。2012年にはジェームス・トンプソンと対戦して判定負けを喫します。
その後は2014年にベラトールに参戦してMMAに初登場。ジョシュ・バーンズと対戦してリアネイキッドチョークで勝利してこれ以降は総合格闘技のリングには上がっていませんな。
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ラシュリーのファイトスタイル
ラシュリーのファイトスタイルはパワーファイトです。その筋骨隆々な体躯から繰り出される技は迫力満点で大柄相手を持ち上げてのスープレックスなどが人気のある技ですね!!
フィニッシュホールドはカウンター式のスピアーです。多くの選手が使うスタンダードな技ですがラシュリーのスピアーは回転をくわえており彼の高い身体能力がうかがえる技ですね!!
さらに最近ではWWE復帰後に使用しているカナディアン・バックブレーカーの態勢からダイヤモンド・カッターのように首を固定させて顔面から叩き落すドミネーターⅡが人気を博しています!!
他にも天山広吉やCMパンクがフィニッシャーとして使用しているアナコンダバイスやリアネイキッドチョークなどの関節技、ローリングソバットなどの打撃技も使いますね!
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ボビー・ラシュリーの試合の見所とまとめ
いかがでしたでしょうか。世界を股にかけてWWEのリングでインターコンチネンタル王者として活躍するボビー・ラシュリー。いかなる団体でも大きな人気を誇り、日本のリングでIGFに登場したラシュリーは40歳を超えた今でもWWEのトップレスラーとして人気を誇っています。
最近ではギャローズ、アンダーソン、AJスタイルズ、ベンジャミン、ベイラーの活躍やかつて新日本で活躍していた中邑真輔やKUSHIDAら日本人のWWE参戦も発表されましたし、新日本出身のレスラーら日本人との絡みが日本のファンから大きな期待を受けているのは間違いありません。
そんな彼の試合をテレビの大画面で見るにはスカパーのJ SPORTSとの契約が必要ですが、彼の試合にはその料金以上の価値があるエキサイティングなものが多いですよね!
これを機に彼の試合と他のスポーツも合わせて見てみてはいかがでしょうか。